公示前の15議席から55議席に大きく議席を伸し、野党第一党となった立憲民主党。希望の党による"排除"後、枝野幸男氏がたった一人で立ち上げた立憲民主党の成功の秘訣はSNSにあったとの見方もある。
 これまで200人以上の選挙活動に関わり、勝率7割を誇るという選挙プランナーの松田馨氏は枝野氏の演説も特徴的だったと指摘する。「一人ひとりに語りかけるように、非常に静かに丁寧にゆっくりした演説をしていることが特徴。“立憲民主党はあなたです”という時に、手を前に出していって一人ひとりに語りかけるような印象、そして"一緒にやっていきましょう"というメッセージが非常にわかりやすく、キャンペーンとも一致していたため、有権者に受け入れられた」。