全世界の演劇ファンに、『ロズ・ギル』の愛称で呼ばれ、愛され親しまれている戯曲『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』が本日、10月30日 (月)19時より公演される。開幕を直前に控え、演出家・小川絵梨子とロズ&ギル役を務めた生田斗真、菅田将暉のコメント、そして最終通し稽古で撮影された舞台写真を紹介する。
(最終舞台稽古での菅田将暉、林遣都)
シェイクスピアの悲劇『ハムレット』の最後の最後で、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ…」の一行だけで片付けられてしまった、憐れな2人組「ロズとギル」。同作は、本家『ハムレット』では影の薄い2人組を堂々の主人公に引っ張り出した、いわば『ハムレット』のスピンオフである。卓越した表現力で益々輝きを増す生田斗真と、破竹の勢いで音楽活動にも進出した菅田将暉が初タッグを組み、自由自在&軽やか&スピーディ&笑いに満ちた台詞の渦の中で繰り広げられる『ハムレット』の裏の裏…。幾重にも張り巡らされた仕掛けの中で、果たして、ロズとギルは、本家『ハムレット』では舞台に登場することなく、「死んだ」のひとことで片付けられてしまった自分たちの哀れな運命を変えられるのか!?