11月18日に開幕する「WORLD TAG LEAGUE」を前に新日本プロレスの外国人選手およびユニットに再編を匂わすような動きが出てきた。

外国人ヒールユニット「BULLET CLUB」内ではバッド・ラック・ファレが、ユニットの仕切り直しを示唆するツイートを次々と投下。タマ・トンガとの共闘と共に「BULLET CLUB再興」を匂わし、現体制への不満とも取れる感情を示唆している。

確かにここ数年勢いに乗るロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンや、新日本プロレス復帰後、常にタイトル戦線を荒らし続けている鈴木軍などに比べ、ケニー・オメガ一強のイメージのままユニットとしての存在感が薄くなっているBULLET CLUBにとっては、いずれにしても何らかのカンフル剤的な要素が必要だろう。ユニットの長、ケニー・オメガがタッグリーグ戦欠場を発表し不在の間に、分裂もしくは新戦力の補強など、動向が注目される。

同時に、気になるのがジュース・ロビンソンの動向だ。ここへ来て公式ツイッターやインスタグラムのアカウントが削除され、巷では「ヒールターンでBULLET CLUB入り?」「内藤哲也と結託してロス・インゴの新たなパレハとして迎えられるか?」など、ファンの間でも様々な憶測が流れている。

今年のジュースは内藤哲也とのIWGPインターコンチネンタル選手権を巡る抗争、そしてG1クライマックスでのケニー・オメガから大金星、9月USヘビー選手権でも最後まで苦しめるなど大飛躍を遂げた。2018年のさらなるブレイクに向けて、現在のイメージから脱却する可能性も十分に考えられる。

そこで気になるのが「WORLD TAG LEAGUE」におけるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの編成だ、EVILがタッグパートナーにSANADAを指名。ロスインゴのヘビー級枠で内藤と組むパートナーは空いている状態。

30日の後楽園ホールのバックステージで内藤は「次、ここ後楽園ホールのお客様にお会いするのは、『WORLD TAG LEAGUE』の開幕戦。我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはヘビー級選手3人しかいないからね。ということは、あと1人誰かを探してこなきゃいけない。去年の『WORLD TAG LEAGUE』、俺がルーシュを連れてきたようにね。誰かもう1人、必要ってことになるから。まぁこの1人が一体誰になるのか、皆様で考えてくださいよ。この贅沢な時間を存分に楽しんでください。では皆様、また明後日、埼玉でお会いしましょう。アスタ・ミエルコレス、アディオス!」と、すでに自身のタッグパートナーは決定していることをほのめかしている。

過去にも何度も話題にあがったが、ジュース・ロビンソンが新日本プロレス入りした際の最初のダックパートナーは意外にも内藤哲也である。噂通りの電撃合体もしくは内藤の思惑はさらなる裏の裏かもしれない。いずれにしても11月18日「WORLD TAG LEAGUE」開幕戦に注目である。

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