最強打線の主砲が、会心の一発を放った。11月4日に行われたプロ野球日本シリーズ第6戦で、1点を追う9回1死から、ソフトバンク内川がレフトスタントぎりぎりに飛び込む同点ソロを放った。シーズン途中にけがで離脱していた主砲が、これでポストシーズン5本目のアーチ。人並み外れた勝負強さを見せた。
ソフトバンクは2回に松田の先制ソロから打線が沈黙。ようやく8回に反撃し1点差に詰め寄っていた。勝負どころを逃がさない一発に、両チームのOBでAbemaTVの解説を務めていた岡島秀樹氏も「すごいですね。鳥肌が立ちました」と絶賛。横浜DeNAの守護神・山崎については「ツーシームがよくないですね。悠々と見送られているので」と、微妙な変調を指摘していた。