国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2017」のファイナル進出をかけた「男子プロ代表決定戦 極限の攻戦」が11月5日にAbemaTVで放送され、多井隆晴(RMU)が優勝、12月10日に行われるファイナル進出を決めた。

 男子トッププロ8人がA、B卓に分かれて戦った予選で、多井はB卓で勝ち抜け。決勝では、後半南2局まで沈んでいたが、南3局にトップを走っていた森下剛任から跳満を直撃して一気にトップに。続くオーラスも自らアガり、大詰め2局の大逆転でファイナルへのきっぷを手にした。

 昨年もファイナルに進出し、あと一歩まで迫りながら、わずかに届かなかった最強位の座。プロやファンから、最強プロとも呼ばれる男は、対局後に満面の笑み。「やれるだけのことはやった。僕は(麻雀に)愛されていますね、運がよかったです」と勝利の余韻に浸っていた。

 ファイナルでは、最強位・近藤千雄、全国アマチュア最強位・影山恒太、日本プロ麻雀連盟のタイトル・十段位の藤崎智と対戦する。

【決勝結果】

1位 多井隆晴(RMU)

2位 森下剛任(日本プロ麻雀連盟)

3位 ともたけ雅晴(日本プロ麻雀連盟)

4位 山井弘(日本プロ麻雀連盟)