日本株の上昇の勢いが止まらない。9日の日経平均株価は一時約26年ぶりに2万3000円を超え、1992年1月以来のいわば“未体験ゾーン”に突入した。企業業績が好調であるのに対して日本株は“割安”とみられており、外国人投資家が買い進めたことが株価の上昇につながっている。
街の人からは、「財布のひもも緩みますから、それで消費が増えてくれたら」という評価の一方、「(株価の上がり方は)異常だと思っている。実態が伴っていない」との声もあがる。ハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎氏も、株価上昇と実態経済がリンクしているかは「ピンとこない」と意見を述べる。