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 8日、ピース・又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化した『火花』のイベントが都内で行われ、主演の菅田将暉らが出席した。

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 そこで話題になったのは、23歳の菅田が、43歳の川谷修士(2丁拳銃)に対して、"上から目線"の演技だったという点。もちろん、劇中で同級生の漫才コンビを組んだ設定のためで、実際の年齢差が20歳以上と離れているにもかかわらず、監督の板尾創路いわく「本当の同級生にしか見えない」。

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 さらに板尾監督は「皆さんに分かりやすく説明すると、(川谷)修士が2丁拳銃という漫才コンビでデビューした年(1993年)に、菅田くんが生まれたという、おかしな現実があります(笑)。でも皆さん、同い年のコンビに見えるでしょう。何故かというと、菅田くんが修士のことを同級生に見せようと、もの凄く"上から目線"で接しているからです。今日も『腹立つわ、修士さん』って文句ばっかり言っているし(笑)」と楽屋での様子も明かし、「だけど菅田くんは、本当は礼儀を持って接しているから、素晴らしい。その関係性がキチンと感じられた」と称賛した。

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 板尾監督の話を横で聞いていた菅田は、照れずに「そうです。そうです」とドヤ顔になり、会場を大いに笑わせた。「いや、実はですね、修士さんの方から『敬語をまず止めよう』って言ってくださって、二人で6時間ぐらい飲んだこともありました」と振り返った。

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映画『火花』は、11月23日から全国で公開される。

(C)AbemaTV/撮影:野原誠治

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