座間市で発生した事件でとりわけ注目を集めたのは、誰もが気軽に使用できるTwitter上でのやり取りが犯行の引き金になっていたことだった。
事件を受け、ついに国も動き出した。10日、政府は関係閣僚会議を開き、一丸となって今回のような事件の再発防止に取り組む姿勢だ。菅官房長官は会見で「徹底した捜査による全容解明と関係省庁による情報の共有、自殺に関する不適切なサイトや書き込みへの対策の強化、ネットを通じて自殺願望を発信する若者の心のケア対策の強化、3点を指示しました。犯行の経緯を徹底的に明らかにし、再発防止に努めるため、政府一体となって対策の強化に取り組んでまいりたい」と述べている。