新党大地代表の鈴木宗男氏、69歳。政界に足を踏み入れて、およそ35年が経つ。かつては自民党に所属し、北海道開発庁長官や党総務局長などの重要ポストを歴任した。その一方、"疑惑の総合商社"と糾弾され、2002年、北海道開発局発注の公共工事で業者に便宜を図り、およそ1100万円を受け取ったとするあっせん収賄容疑などで逮捕された経験も持つ。
 「私は逮捕されて、437日間東京拘置所にいた。拘留されていた。戦後最長だ。権力闘争だと思っている。当時私は、抵抗勢力と言われた。権力の凄さ、怖さを知っている」。