麻雀プロ団体の1つ、麻将連合の最高峰タイトル・将王を争う第15期将王決定戦の3日目が11月27日、麻雀スリアロチャンネル(FRESH!ほか)で放送され、藤原健が初日からの首位をキープ、2位には井出洋介が躍進した。
半荘4回が行われた中、藤原は1回戦でトップを取ったものの、その後はラス、3着、3着と不振。1回戦のプラスポイントのおかげで、この日は▲13.5ながらトータルで+45.8と踏みとどまった。大活躍だったのは大ベテラン・井出。1回戦こそラスだったが、その後はトップ、2着、トップ。終わってみればこの日1人浮きの+75.2の快勝で、トータルも最下位から一気に2位まで浮上した。藤原は「1回戦が終わった時点では、井出さんは終わったなと思っていましたが、追い上げに驚きました。最終日、視聴者のみなさまが楽しんでいただけるポイントになったとは思います。その中で自分が勝ちたいと思います」と気合を見せた。また井出は「麻雀ってわからないものですね。諦めてはいませんでしたが、今日中にここまで行けるとは驚きです」と自画自賛だった。
【3日目終了時の成績】
藤原健+45.8
井出洋介+26.7
武則輝海▲9.0
忍田幸夫▲66.5
◆麻将連合 通称μ(ミュー)。1997年設立。最高位戦代表(当時)だった井出洋介が設立。所属プロは計63人。主なプロは忍田幸夫代表、井出洋介のほか小林剛、草場とも子らが所属している。主なタイトル戦は、将王、BIG1、M1。
(C)麻雀スリアロチャンネル ※画像はFRESH!から