次世代のK-1ファイターを発掘する格闘リアリティ番組「格闘代理戦争」。これまで魔裟斗、山本KIDが推薦選手を送り込むことが決定して来たが、まさかの小川直也推薦による柔道選手の参戦も決定。そして最後の“第4の男”をめぐり現K-1のカリスマが番組に殴り込みをかける。
武尊が番組に「K-1ファイターとして言いたい」とぶつけてきた疑問とは「トーナメントに勝つと賞金300万とK-1でのプロデビューというのは、ちょっと違うんじゃないかな…」と「K-1でリングに上がるって本当に簡単なことじゃないし、そこに行くまでに色々な努力だったり試合をしなければいけないので、たった2戦して勝っただけでプロデビュー、しかも賞金300万は甘いんじゃないか」と、この企画のシステム自体に異議を唱えるもの。
叩き上げで苦労しながらK-1で活躍する選手からすると納得の行かないのは十分に理解できるが、ここで武尊はちゃぶ台返しをしたい訳でもなく、企画自体を潰したいということではなく「K-1のアマチュアに出ている選手で頑張ってる選手がいっぱいいるので自分が推薦したい」というもの。
武尊自身は「レベルが違う」と断言。これまで魔裟斗、山本KID、小川直也ら錚々たる面々が推薦して来た選手が、武尊の推薦選手に完敗することになるとそれこそこの企画自体が意味をなくなるということだ。4人目のレジェンド推薦枠を巡る争いが気になるところである。