今年、旗揚げ20周年を迎えたDDTでは、記念企画という意味もあり団体名物の路上プロレスがいつも以上に印象的だった。

(ドームでの試合を終えると、“大社長”高木三四郎は無人島プロレス開催を宣言)
路上プロレスとは、その名の通り路上をはじめリングのない場所で行なわれる闘いのこと。その場にあるあらゆる物を使い、高い所があれば昇ってダイブ、池に飛び込んだり自転車で相手に突っ込んだりと、何でもありと言うにはあまりにデタラメなバトルである。だがそれこそがDDTの真骨頂。DDTがサイバーエージェントグループ入りするきっかけになったのも、藤田晋社長が路上プロレスの映像を見たことだったという。