対話の糸口を探るべく各国が努力する中、北朝鮮が75日ぶりにミサイルを発射した。関係改善の兆しから一転、アメリカ国内では北朝鮮のICBM完成前に先制攻撃すべきとの強硬論が浮上、多くの米国人が帰国するクリスマスの開戦説がささやかれ始めている。マクマスター大統領補佐官も11月26日「時間がなくなろうとしている」と述べ、グラム上院議員は「ミサイル阻止のためなら戦争もありうる」とまで発言。ロシアのラブロフ外相は11月30日、「もしアメリカが北朝鮮を破壊する口実がほしいなら、はっきりそう言うべきだ。そうすれば我々も対応を考える」と述べている。