賞金300万円とK-1グループとのプロ契約を目指し、レジェンドファイターの推薦選手が対戦する番組『格闘代理戦争』のトーナメント組み合わせが決定した。これは12月12日の記者会見で発表されたもの。
〈トーナメント組み合わせ〉
松村英明(魔裟斗推薦)vs小倉拓実(小川直也推薦)
中嶋志津麻(武尊推薦)vsスソン(山本“KID”徳郁推薦)
魔裟斗は推薦選手を決めるにあたり、トライアウトを実施。そこで選ばれたのが松村だ。キックボクシングのアマチュア大会で優勝経験のある松村は、地方での仕事をやめてトライアウトに参加するなど人生をかけて番組に挑んでいる。
トーナメントに向け、松村は「僕は人生を変えるために魔裟斗さんのトライアウトを受けて、魔裟斗さんにマンツーマンで指導を受けている。魔裟斗さんのためにも優勝したいです」とコメント。プロデビューして「魔裟斗さんのような選手になりたいです。スーパースターに」と、ここでもリスペクトを表明。もう一人の敬愛するファイターはマイク・タイソンで「賞金300万円をもらったらアメリカに会いに行きたい」とも。
魔裟斗は一回戦で対戦する小倉拓実(小川直也推薦)について「打撃はそう簡単にできるようにならない。おいしい」とバッサリ。松村のポテンシャルを高く評価しており「65kgだけどミドル級なみのパンチ力がある。(試合は)12オンスのグローブですけど、当たれば倒せますよ」と言う。
またファイターとして「アマチュアの試合とはいえこういう舞台。プロのつもりで上がれと言ってます。面白い試合をする選手だと思ったから、トライアウトで彼を選んだので。現役の頃の僕のスタイルに近い試合をすると思いますよ」と“魅せる試合”も命じているようだ。
そのポテンシャルがどこまで発揮されるのか。トーナメント一回戦は1月8日、新宿FACEで開催される。