『格闘代理戦争』(AbemaTV)で、未定とされていた武尊の推薦選手がついに決定、12月13日の記者会見で発表された。
レジェンドファイター4人が推薦する新鋭が賞金300万円とK-1グループとのプロ契約をかけて闘うこの番組。会見ではトーナメント出場の調印式と組み合わせ発表が行なわれたが、そこで「今日、連れてきてるんですよ」と武尊が呼び込んだのが中嶋志津麻。現役高校生でキックボクシングのアマチュア大会でも実績があり、12月3日のK-1アマチュア大会でも準優勝している。
武尊曰く、中島は「気持ちが強くて、僕に似たタイプ」。大会では準優勝だったが、将来性を含めて推薦選手に選んだという。中嶋は会見に制服で出席、初々しさが目立ったが、コメントは自信満々。「トーナメントは年上の選手ばかりですけど、10代の僕が全員倒して優勝します」とキッパリ。
この中嶋の気の強さに注目してほしいという武尊。K-1との契約を目指す番組にK-1アマチュアの選手を送り込むことは、新生K-1のエースである武尊のプライドでもあるのだろう。「1000%優勝で」と中嶋にエールを送った。まずは1月8日のトーナメント一回戦、中嶋の闘いぶりに注目だ。
〈トーナメント組み合わせ〉
松村英明(魔裟斗推薦)vs小倉拓実(小川直也推薦)
中嶋志津麻(武尊推薦)vsスソン(山本“KID”徳郁推薦)