「外食業界の鬼才」と呼ばれる男がいる。それが『際コーポレーション』を率いる中島武(69)だ。都内で破竹の勢いを見せる『紅虎餃子房』、通称・紅虎を全国に73店舗、それ以外のブランドを含めると400店舗近くを全国で展開する"攻め続ける"創業者だ。
近年新規オープンさせたのが、西麻布にある「龍眉虎ノ尾」。中国割烹を提供するこの店はカウンターがメインで、別の中国料理店で腕を振るう料理人が季節ごとに入れ替わるという新しいスタイルの店だ。また、9月にオープンしたばかりの「鶴亀樓」では、数種類の芋を丁寧にすりおろし、5種類の味噌をブレンドしたスープが自慢のオリジナル鍋「とろろ鍋」が名物になっている。