芸人の中には「持ちギャグ」がある者も存在するが、狩野英孝の場合は「ラーメン、つけメン、ボクイケメン」でブレイクした。だが、この持ちギャグは慎重に扱って欲しいと狩野は15日に放送されたAbemaTVの『芸能義塾大学』で訴えた。

 いわゆる「ポンコツ芸人」と上手に付き合う場合に避けるべきは「持ちギャグを何度も振ってくる」ことにあるという。狩野はこう語る。

「振ってくれるのはありがたいはありがたいですが、ギャグって、消耗品なんで、何度も振るってのは違います。鮮度なんです。台本も読むし打ち合わせもしますので、『ここで伝家の宝刀、ラーメン、ツケメン、ボクイケメン』を入れるか、と考えるのに、初対面の女性タレントがいきなり『しょたいメン!』とやってくる。いやいや、こっちで決めるから……。この後のラーメン食べるシーンでそれやるから……」

 アンジャッシュ児嶋一哉は持ちギャグは「1回まで」と言っているという。「大島さん!」と言われた場合に「児嶋だよ!」と反論するギャグである。児嶋のこうした考えに狩野も同調しており、「ギャグを皆さんなめているのですが、ギャグって意外と体力を使う。本気でやるからね。だから、簡単に振らないでほしい。こっちのタイミングでやるから……。振らないでほしい。振っちゃだめだと思うんです。振るのはMCの仕事だから。あと、ギャグをやった時にツンとしちゃダメよ。MCが振った時は100の力でやるから、一緒になって盛り上げてほしいです」と訴えた。

 さらには「責任を取らないくせにやたらとハードルを上げる」タレントも勘弁してほしいそうだ。おいしいものをロケで食べている時に、「出るぞ、出るぞ、さぁ、どうかな」などと期待感を高めるような発言をし、元々「これはおいしい! 僕セクシー」と言おうと思っていたのに、ハードルを上げてしまい、スベッたとしても、ほったらかしなのは困ると語った。

(c)AbemaTV

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