K-1ファイター登竜門番組「格闘代理戦争」(AbemaTV)。魔裟斗、山本KID徳郁、小川直也、武尊の4人が推薦アマチュア選手を送り込み300万円トーナメントとプロ契約を争う正に「代理戦争」だが、各陣営の候補者が絞り込まれ2018年1月の1回戦に向けての情報戦が始まった。
魔裟斗が初の弟子として特訓を始めた、元アマチュア・キック王者・松村英明。荒削りながらパンチ力の強さや、「現在のK-1ファイターで出来る奴はいない」というジャブの技術などK-1流の戦い方の伝授に余念がないが、その松村をいち早く分析したのが、山本KID陣営だ。
松村の映像をみたスソンの感想は「いいフックが決まってる」、KIDも「思いっきりがあってパンチがいいね。こんぐらい良い選手に来てもらった方が面白いよね」と余裕をみせた。
その後も「まあKOします。パンチ強いでしょうけど、KOできる所はいくらでもありました。倒せますね。」ときっぱりKO宣言。師匠の山本KIDも「パンチは凄いと思うけど当たらければいい話」と楽観的だ。しかも「こっちの武器も当たると思うんで。」と非公開だった秘密兵器に自信を深める。
スソンも「パンチ力は俺も負けないっすよ。別にコイツだけ持ってる訳じゃない、俺もパンチ力は自信あるんで」とダメ押し。番組開始時からトラッシュトーク力もアマチュア離れしていたスソンとKID陣営だが、トーナメントに向けて本人の仕上がり具合の良さを感じさせる余裕コメントを連発している。
トーナメント1回戦では、武尊の推薦するK-1アマチュア・中嶋と対戦するスソンだが、既にターゲットはブロックの違う魔裟斗推薦・松村に向いているようだ。