12月21日、DDTによるサイバーエージェント社内での「路上プロレス」がAbemaTVで生中継される。
(逃げなければヤられる。それが路上プロレスにおけるディーノの怖さだ。この目はヤバい)
これは、DDTの人気選手でありプロデューサーでもある男色ディーノが「藤田晋社長の唇を奪う」手段としてセッティングした番組とのこと。路上プロレスといえばDDTの名物企画で、リングを使わないプロレスだ。これまで書店、キャンプ場、商店街、さらには東京ドーム全域と、あらゆる場所が戦場と化してきた。
今回は舞台がサイバーエージェント社内。DDTがサイバーエージェント入りしたからこその番組実現だ。盟友スーパー・ササダンコ・マシンのアシストも得て、ディーノが社長室にたどりつけるのかどうかがポイントとなる。それに対するのがDDTの“大社長”高木三四郎。ディーノのやりたい放題を許せば「DDTがサイバーエージェントから追い出されてしまう」と危機感を募らせている。
そしてこの大社長が発表したのが、レジェンドレスラー・武藤敬司の参戦。さらに“デスマッチのカリスマ”葛西純も高木の助っ人として試合に参加する。
路上プロレスは、その場で目についたものすべてを使い、一般の人たちの目の前でも闘われる。そう考えると、今回も会社の備品が凶器になり、かつ一般社員を巻き込んでしまう可能性が大きい。葛西がオフィスでデスマッチ開始、有刺鉄線バットが社員のPCに誤爆するかもしれないのだ。ちなみにどの会社にもある蛍光灯は、デスマッチの定番凶器である。
(葛西のデスマッチも実現してしまうのか?)
さらに、デスマッチと同レベルで危険と思われるのが男色ディーノの存在そのもの。なにしろこの選手は興奮すると見境がなくなる。通常の試合でも入場時に男性客に襲いかかり、唇を奪うのは日常茶飯事。まして不特定多数の男性がいる路上では見境のなさにターボがかかる。
はっきり言って、このサイバーエージェント路上プロレスでも男性社員が犠牲になるのは確実。阿鼻叫喚の地獄絵図が展開され、一部上場企業の業務が一時ストップすることも考えられる。そう、この記事は見所紹介記事であると同時に、サイバーエージェント社員への注意喚起。まずはディーノと目を合わせないことが肝心だ。
文・橋本宗洋