今が楽しくてしょうがない。将棋に趣味に、充実感たっぷりの日々を女流棋士、香川愛生女流三段は送っている。将棋の普及活動で国内外を飛び回り、趣味のゲームでもWEBでの配信番組に出演。好きなことが仕事となり「本当に充実した日々だなという感じです」とかみ締めている。AbemaTV「花の三番勝負 白黒はっきりつけましょう」の第1局では同い年のライバル、室谷由紀女流女流二段と対決するが、本業でも充実ぶりを見せる意気込みだ。
ゲーム、人狼、コスプレ。数多くの趣味を満喫しながら、将棋の道を歩み続けている。そんな中で香川女流三段が「ライバルだと私が宣言しているような人」と名を挙げるのが、室谷女流二段だ。棋風が似ていることもあり「他の人のものはあまり見ないんですが、室谷さんの成績や将棋は、なんか見ちゃうんですよね」と、他を見渡せばタイトルホルダーなど強豪もいるにも関わらず、これ以上なく意識している。
自分が本当に好きなことだからこそ、本気で向き合える。「好きなことしか熱心に伝えられないんですよ」。多彩なようで、実は不器用だ。だからこそ自分の生きる将棋のためになればと、将棋を指す、教えるということ以外の活動にも積極的だ。「とにかく今が楽しいで、今が続くように、当分彼氏とかはいらない感じですね」と笑う香川女流三段は、本気で将棋に恋をしている。
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