麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会で女流プロの頂点を決める女流雀王決定戦の最終日が12月24日、麻雀スリアロチャンネル(FRESH!ほか)で放送され、現女流雀王の朝倉ゆかりが完勝で連覇を達成した。
2日目を終えて首位に立っていた朝倉は、ポイント差を見ながら2位の竹居に先着を許さない打ち回しを披露。常に竹居を上回り続けて対局を消化すると、最後はトップを取り有終の美を飾った。「みんなが勉強しているのを知っていたからこそ、私も気を抜かずにこの1年頑張って来られたと思います。来年もしっかりとみんなを(決定戦で)迎え撃って、優勝できるようにまた1年間勉強していこうと思います」と、3連覇への意気込みを見せていた。
【最終成績】
1位 朝倉ゆかり+249.9
2位 水崎ともみ+15.7
3位 竹居みつき▲22.3
4位 佐月麻理子▲245.3
◆雀王 日本プロ麻雀協会の女流最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のAリーグ(15人)は全8節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の女流雀王を含めた4人で争う。決定戦は3日に分けて、半荘15回戦を行う。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(C)麻雀スリアロチャンネル ※画像はFRESH!から