12月27日、映画『孤狼の血』(2018年5月12日公開)の合同記者会見が同作の舞台である広島にて行われた。 主演を務めた役所広司、「原作にないミステリアスな存在」を演じた実力派若手女優・阿部純子、原作者・柚月裕子、そして白石和彌監督の4名が登壇した。
 白石監督は映画を作った経緯について聞かれると、「東映のプロデューサーの方から、『仁義なき戦い』のような東映が過去作っていた、エネルギーのある、勢いや力強さを映画に取り戻したいというお話しをいただきました。とても監督冥利につきる思いでしたし、そのプロデューサーの方々の熱量に自分が感染してできた作品でした。ただ『仁義なき戦い』など過去の作品と同様の物を作り上げるのは難しいので、その中で何ができるのかを考えました」とコメント。