<RTD Girl's Fight2>◇予選B卓◇12月29日◇AbemaTV
最強の女流麻雀プロを決める「RTD Girl's Fight2」の予選B卓が12月29日に放送され、山脇千文美(日本プロ麻雀連盟)と朝倉ゆかり(日本プロ麻雀協会)が準決勝に進出した。また、最下位に終わった中山百合子(日本プロ麻雀協会)は次回大会の出場権を失った。
圧巻の3連勝だ。第1回大会の優勝者である山脇が、連覇を目指す予選から猛ダッシュした。1回戦、南2局1本場まで朝倉、黒沢と3万点台で競り合うと、リーチ・一発・ツモ・ハイテイ・ドラでトップを獲得。2回戦も一時は1万2600点まで点棒を減らしたものの、そこから猛反撃を開始。南2局1本場で8000点(+300点)、続く親番の南3局で1万2000点と、わずか2局であっという間にトップに躍り出た。最終3回戦も他の3人が付け入るすきなし。前回優勝者の貫禄を見せた。
所属する団体では、強豪プロたちがしのぎを削るタイトル戦などで、記録係を務めることも多い。「勝つ人のものをよく見ています。自分の対局も勝っているものばかり見ています」と語るだけに、勝者のイメージははっきりと描けている。プロのみの大会となった第2回のRTD Girl's Fight。メンバーは変わっても大本命であることに、変わりはない。
【予選B卓結果とコメント】
1位 山脇千文美(日本プロ麻雀連盟)
初代チャンピオンの私が決勝に残らないと盛り上がらないと思いますので、頑張って決勝に進みたいと思います。
2位 朝倉ゆかり(日本プロ麻雀協会)
接戦すぎて、勝った気はあまりしていないです。ギリギリでついていました。接戦を制したからには決勝に行きたいです。
3位 黒沢咲(日本プロ麻雀連盟)
道中、いけないところたくさんあったと思いましたが…。どちらかしかアガリがない中で、(アガリ牌を)選択できなかったのが悔しくて、泣きそうです。
4位 中山百合子(日本プロ麻雀協会)
私らしい負け方と言えば負け方。先輩との積んできた経験値の差。また精進したいです。
◆RTD Girl's Fight2 16人の女流プロが参加。予選4卓に分かれ半荘3回戦を戦い、各卓上位2位までが準決勝に進出。さらに各卓上位2人が決勝へと進む。予選4位になると、次回の出場権を失う。
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