来年1月1日に「亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円」企画に登場する元ボクシング世界2階級王者の亀田大毅が、試練のチャレンジを前にAbemaTV独自のインタビューに応じ、2年前の現役引退について語った。

 大毅は2015年9月にビクトル・ルイス(メキシコ)に1-2の判定負けを喫すると、後に左目の網膜剥離が判明し、同年11月に現役を引退。“浪速乃弁慶”の異名らしく、現役時代はダウンを喫することなく戦い続けた。そんな闘志の塊でも、最後の試合では「戦う気持ちになっていなかった。野生ライオンじゃなくて動物園のライオンみたいになっていた。そんな覇気のないボクサーは辞めた方がいいんですよ」と振り返った。

 17、18歳の頃に感じたぎらつきのようなものを、同じく1月1日にデビュー戦を行ういとこの京之介、YouTuberのジョー・ブログに感じている。「ああいうのがいいのよ。もうおれにはないから。おれの若いころも見ていておもしろかったでしょ?憎たらしいなって」と懐かしんだ。

 引退戦のころは「(全盛期の)2、3割」。もちろん今はそれ以下になっている。それでも12月28日に行われた調印式では、5人の挑戦者候補に若い頃に自分がしていたような“口撃”を浴びせられ、「こういうのがいいのよ」と眠っていた闘争心に火がついた。

 もちろんブランクはある。引退のきっかけとなった左目の網膜剥離は、完治したものの視力も視野も回復したとは言えない状態だ。それでもグローブをはめ、リングに上がれば再び鋭く目を光らせたころの大毅が帰ってくる。

(C)AbemaTV

▶1/1 午後1時~ AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負

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【生放送】AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負