<RTD Girl's Fight2>◇予選C卓◇12月30日◇AbemaTV
最強の女流麻雀プロを決める「RTD Girl's Fight2」の予選C卓が12月30日に放送され、水瀬夏海(日本プロ麻雀協会)と岡田紗佳(日本プロ麻雀連盟)が準決勝に進出した。また、最下位に終わった魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)は次回大会の出場権を失った。
真っ直ぐ進んだ道が、準決勝への道だった。1回戦、着実に高打点のアガリをものにしてトップを取った水瀬だったが、2回戦では一転してラスに。対局終了後には「自己主張が激しかったですかね」と苦笑いしたが、ブレない姿勢が最終3回戦のオーラスでも生きた。追いすがる3人を振り切るように南4局1本場から、東・ドラ3の1万2000点(供託2000点、+300点)。2度目のトップを手にし、接戦にけりをつけた。
実力伯仲のRTD Girl's Fight。敗退し涙をこらえるプロが続出する中、水瀬は自分を貫き通した。予選で3連勝と圧倒的な強さを見せた初代チャンピオン山脇千文美を倒すには、放銃の恐怖に打ち勝ち邁進する、この日の水瀬のような気持ちが必要だ。
【予選C卓結果とコメント】
1位 水瀬夏海(日本プロ麻雀協会)
すごくひやひやしていました。とりあえず今日勝ててよかった。メンツが本当に辛かったので、次も強い気持ちで頑張りたいです。
2位 岡田紗佳(日本プロ麻雀連盟)
本当に内容は全然ダメだったと思うんで…。反省します。負けた方がすがすがしいくらい自分がダメだったので、準決勝までにいつも通りの選択ができるようになりたいなと思います。
3位 日向藍子(最高位戦日本プロ麻雀協会)
短期決戦の練習してきたんですが、勝ちきれないのは弱さですかね。(対局を)見直して勉強します。
4位 魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)
最終戦のオーラスまでは我慢して打っていたのですが…。すいませんでした。
◆RTD Girl's Fight2 16人の女流プロが参加。予選4卓に分かれ半荘3回戦を戦い、各卓上位2位までが準決勝に進出。さらに各卓上位2人が決勝へと進む。予選4位になると、次回の出場権を失う。
(C)AbemaTV