元ボクシング世界2階級王者の亀田大毅が1月1日、「AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負」内で、「亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円」に登場。アマチュアとの4試合(3分3ラウンド)に挑戦した。第1試合を圧倒しながら引き分けに終わると、第2試合からエンジン全開。3試合連続でTKO勝ちすると、急遽1ラウンド限定ながら第5試合でも1RTKO勝ちを収める圧倒的な強さを見せた。
<第1試合>
△亀田大毅 引き分け 和魔△
試合の状況 1ラウンドから少ない手数の中で、大毅の強烈なパンチがヒット。和魔がなかなか打ち込めない中、「打って来い!」と挑発するシーンも見られた。3ラウンドに入り、大毅の重いフックが的確にヒット。終始ペースを渡さずKO勝利こそならなかったが、圧倒した。
和魔のコメント 「楽しかったけど、強いっすね。楽しかったです。気持ちよかったです。世界チャンピオンに殴られたかったので、最高でした。めっちゃうれしいです」
<第2試合>
○亀田大毅 1R TKO 黒咲豪●
試合の状況 第1試合とうってかわり、大毅が積極的に前に出てプレッシャーをかける展開に。左の強烈なボディーブローを的確に急所に当てると、左右のコンビネーションでラッシュをかけ、あっさり試合を決めた。
黒咲豪のコメント 「実力の差がありすぎました。絶対1ラウンドで終われないと思ってきたのですが、かっこ悪いところ見せてすいませんでした。(ボディーブローは)負けたんで強がらなくていいですか?息止まって…。泣きそうやったですね」
<第3試合>
○亀田大毅 2R TKO 三輪太一●
試合の状況 1ラウンドのゴングが鳴るや否や、三輪が猛ダッシュして殴りかかるなど撹乱する作戦に出たが、大毅は落ち着いて左フック、ボディーをヒット。2ラウンドにラッシュを受けると、三輪が逃げるシーンが戦闘意欲を失ったとしてTKO負けとなった。それでも解説席の内山高志、武尊からは打たれ強さをたたえる声が相次いだ。
三輪太一のコメント 「めっちゃ勝ちたかったです。いろんな人にサポートしてもらって、ただで練習させてもらったり、トランクスもらったり。1000万円以上の価値があると思います。これから美容師として世界チャンピオンを目指します」
<第4試合>
○亀田大毅 1R TKO 和田高志●
試合の状況 大毅は現役時代を彷彿とさせる弁慶の衣装で「亀田トレイン」で登場。1ラウンドから全力で猛攻を仕掛けると、わずか2分足らずでTKO勝利を収めた。
和田高志のコメント 「視聴者のみなさんに人気投票1番だったのに、こんな試合ですいませんでした。すげえですね、やっぱり。パンチが見えないですね」
<第5試合>
○亀田大毅 1R TKO 簗瀬寛●
試合の状況 急遽行われた1ラウンド限定の試合でも、大毅は強烈な左ボディーブローを全力で打ち込み、挑戦者の動きを完全に止めた。その後は上下に打ち分け、豪快に仕留めた。
簗瀬寛のコメント 「ボクシングやっていた人間にとって、世界チャンピオンと3分だけでもやれて幸せな時間でした。きついですけど、やれてよかったです」
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