格闘代理戦争、ついに決戦スタート!1月8日、新宿FACEでトーナメント1回戦の公開収録が行われた。レジェンドファイターたちの推薦により“代理戦争”を行うファイターたちが決定してから約2ヵ月、このリングを目指して厳しい練習を積んできた彼らの実力が明らかにされる時が、ついにやってきた。
抽選により観戦の機会を得たファンを含む満員の観客が場内を埋め尽くす中、まずはラウンドガールも務める「恵比寿マスカッツ1.5」がオープニングアクトを務め、会場をあたためる。そして魔裟斗推薦の“ミスターフルボッコ”松村英明、小川直也推薦の“暴走柔道野郎”小倉拓実、武尊推薦の“蒼き狼”中嶋志津麻、そして山本KID徳郁推薦の“クレイジータイフーン”スソンの4人のファイターが集結。全選手入場式では推薦者とともに8人がズラリと並び、いよいよ決戦ムード満点!
ここで番組ナビゲーターの伊藤紗冶子がレジェンドファイターたちに意気込みをインタビュー。まずは山本KIDが「ここからまた格闘技が盛り上がる。もちろん100%勝つ」と必勝宣言すると、対する武尊は「中嶋は見た目とは真逆の強さを持ってる。気持ちで勝ってほしい」と自信を覗かせる。小川は「戦う前に負けること考えるヤツはいない!」と自らの師であるアントニオ猪木の言葉を借りて気合いを入れたのに対し、魔裟斗は「もうやるだけかな」と勝利を確信する発言。まずは師匠たちが四者四様の個性を発揮して対抗ムードを煽る。
一方、実況席にはMCの極楽とんぼ・加藤浩次をはじめ、朴光哲、卜部弘嵩、小澤海斗の現役ファイター3人が解説席にズラリ。実況担当・清野茂樹アナが加藤に注目選手を尋ねると「小倉選手が気になるけど、打撃経験なしでしょ!? それが2ヵ月で変わるのは無理だと思う!」。しかし小倉と練習をともにした小澤は「最初に比べたら、かなり変わったと思う」と証言。
そんな中で、いよいよ試合がスタート!1回戦の組み合わせは“ミスターフルボッコ”松村VS“暴走柔道野郎”小倉拓実、“蒼き狼”中嶋VS“クレイジータイフーン”スソンの2試合。度肝を抜く入場パフォーマンスを見せた選手もいれば、観客も対戦相手も驚かせるような攻撃を見せた選手もあり、2試合ともに場内から歓声がやむことのないアツいファイトが繰り広げられた。
すべてを賭けての闘いだけに、勝者と敗者のコントラスト、光も影も目に焼き付いた。選手の応援団の中には、涙する者も少なくなかった。つまり、格闘代理戦争には選手たちと彼らを見守る人間たちのドラマがあり、かけがえのない青春を格闘技に捧げた者たちの青春の煌めき、燃焼感が詰まっていたのだ。いわば格闘技の、闘いの“リアル”がそこにはあり、観た者に勝敗以上の何かを感じさせた。
トーナメント1回戦の勝敗の行方は14日『格闘代理戦争』(AbemaTVにて23時~)で放送される。大激戦を制し、1.27Krush後楽園大会のリングで行われるに駒を進めたのはどの陣営か?また、優勝者は3.21さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナでのビッグイベント「K' FESTA.1」でプロデビューというビッグチャンスが与えられることも発表された。
『格闘代理戦争』、そのストーリーはいよいよクライマックスに向かおうとしている。レジェンドと共に“戦争”を制する若きファイターは一体誰だ?