成人式当日に振袖が届かない、着付けができないといったトラブルを引き起こした着物レンタル・販売業者「はれのひ」。経営幹部とは連絡が取れなくなっており、篠崎洋一郎社長は"夜逃げ"状態で中国の上海に滞在しているのではないかという憶測も飛び出している。また、1年で最も書き入れ時となる成人式を狙った"計画倒産"だったのではないかとの見方もある。
 そもそも"夜逃げ"とはどのように行われるのだろうか。11日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した大阪夜逃げ屋本舗「ライジングサン」代表の鈴木氏(仮名)は「一般の引っ越し業者の場合、ユニフォームに社名が入っているし、危ないケースは扱わないので、私たちのような業者が手伝いをする。映画やドラマでご覧になったことがあるかと思う。"夜"が付くので、人が寝静まった深夜に作業をすると思われるかもしれないが、お客様にとって一番安全な時間帯を把握し、綿密にヒアリングを行って、計画的に実行するので、最近では昼間に行うこともある。本人には安全な場所にいてもらって、私たちだけで下見をさせてもらい、1時間くらいで全て運び出す」と話す。