格闘代理戦争」1回戦第2試合には、山本KID徳郁推薦の“クレイジータイフーン”スソンが登場。武尊が推薦する現役高校生・中嶋志津麻との対戦だ。

両者の入場は対照的なムードに包まれた。中嶋は地元・仙台から駆けつけた応援団に向けて笑顔を見せながら歩を進める。対するスソンはKIDばりに体を揺らしながら、花道に入ると早くも勝者のように両腕を高く挙げて堂々とリングイン。

1R、パンチで出るスソンに中嶋は蹴りで応戦。素早く前進してパンチからヒザ蹴りを浴びせる。スソンの攻撃がローブローとなり中断の場面もあったが、後半には真っ向からの打ち合いで右を一発ずつ当てる場面も。2Rもスソンのサイドキックやバックハイキックに中嶋は距離を詰めて対抗。ここでも打ち合いになるが、ともに一歩も引かず。

最終3R前半、スソンは左ミドルを連発。このラウンドも終盤に激しい打ち合いが展開され、場内は大歓声に包まれた中で試合終了のゴング。注目の判定は、僅差ながらジャッジ3名とも中嶋を支持。中嶋の判定勝ちとなった。

優勝候補に挙げられていたスソンはトリッキーな動きで個性を発揮したものの、中嶋は気持ちの強さとK-1ルールでの試合慣れで上回って勝利。不利の予想を覆した中嶋は入場時と同様の笑顔を見せた。

試合後、決勝に進出した中島と松村英明がリングに並ぶと、松村は「緊張していたので、勝ててホッとした。(小倉の攻撃に)こんなパンチ打てるんだとビックリした。決勝ではもっと派手な試合をして楽しませたい」とコメント。また中嶋は「昨日の放送で、視聴者にコメントでディスられていたので勝ちたかった。決勝も絶対勝つ」と意気込んだ。また魔裟斗が「中嶋の試合を見て、どう来るか予想はついた。打ち合いなら松村」と自信を見せれば、武尊は「松村は一発の強さがあるが、中嶋は若いので事前の2週間でパワーももっとつく。最後は気持ちなので精神力をもっとつけてほしい」と語った。

MCの加藤浩次も「ただのアマチュアの大会じゃない」と絶賛するほどの激闘を見せた4選手。決勝は1月27日、Krush後楽園ホールのリングで行われ、さらに優勝者には3.21さいたまスーパーアリーナ「K' FESTA.1」でプロデビュー戦決定というビッグなサプライズも発表された。松村と中嶋、トーナメントを制してこのビッグチャンスを手にするのは果たしてどっちだ!?

格闘代理戦争#9 いよいよ第1回トーナメント開戦! | AbemaTV(アベマTV)
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【生放送_格闘chサイマル用】格闘代理戦争♯9
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