筋骨隆々すぎる異質のヤングライオン・北村克哉が、今シリーズより「進化の7番勝負」に挑んでいる。岡倫之と共に期待の新人として入団が発表されたのがちょうど2年前の2016年1月。共にレスリング経験者、ブシロードクラブという新日本プロレス直属のレスリング部門から転身した岡に対して、北村はあの馳浩、長州力、中西学らを輩出してきた専修大学出身だ。

新日本プロレスの新人、通称“ヤングライオン”といえば、リング下で試合を見守る華奢な体の若手レスラーたちという印象。時に試合中の選手たちに絡まれ洗礼を受ける。そんな姿を目にしながら未来のスターダムに上りつめる成長を見守るというのも、古くからのプロレスファンの嗜みだが、リング場で筋肉を隆起させ、黒光かりしたアメリカン・レスラーのような北村の風貌は、デビュー前からあまりにも異質だった。

この北村、新人ながら当時30歳のオールドルーキーとしての入団、野球でいうところの社会人枠の即戦力というポジションということもあり入団早々に新大会「LION’S GATE」の中心に駆り出され、昨年末にはシングル戦で勝利を収めたデビッド・フィンレーからの指名でワールドタッグリーグ出場、同時に12年ぶりに開催された「ヤングライオン杯」を5戦全勝で優勝と、この2年をあっという間に駆け抜けた。

中西学以来のヘビー級のパワー系日本人枠という期待も大きい。急遽決定した1.5後楽園大会からのシングル7番勝負を自ら「進化の7番勝負」と位置づけ、ヒールターンを遂げたかつての先輩、ジェイ・ホワイトとのシングル戦では、執拗なヒザへの攻撃に苦しみながらもパワーではジェイに勝る部分も見せた。まだまだ荒削りな部分やスタミナ不足を露呈し最後はジェイのテクニックに翻弄され完敗したが、次々と組まれているシングル戦で文字通り北村のさらなる進化が期待される。

すでに7番勝負は2戦以降もマイケル・エルガン(1.27札幌)、ジュース・ロビンソン(1.28札幌)、天山広吉(2.5後楽園)、小島聡(2.6後楽園)、永田裕志(2.10大阪)と6戦まで決定。カードを見る限り、このシリーズでのミッションは第三世代超えとなかなかハードルは高いが、遅かれ早かれ超えなければならない壁なのは確かだ。

ネクスト・ステップとしてアメリカへの海外武者修行を志願している北村にとって、この7番勝負はそのテストマッチの意味合いも強い。若手とは呼び難い文字通りオールドルーキーだが、数年後にはトップ戦線で大暴れしそうな雰囲気を今から漂わせている。そのような意味でも覚醒前夜のシングル戦に注目したい。

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