尖閣諸島での緊張が高まっている。中国軍の艦艇と潜水艦が尖閣諸島沖の日本の接続海域を航行した問題で、その潜水艦が新型で攻撃型の原子力潜水艦だったことが新たに分かった。
 今回確認された新型の攻撃型原子力潜水艦は「商級(シャンキュウ)」と呼ばれるクラスのもので、射程540kmとも言われる長距離巡航ミサイルや、射程40kmの対艦ミサイルが搭載可能だという。また、映像では捉えられていなかったが、この潜水艦と共に中国軍の艦艇も侵入。これらが揃って尖閣諸島の接続海域で確認されるのは初めてだ。