<大相撲初場所>◇十四日目◇1月27日◇両国国技館
大関・高安(田子ノ浦)が横面・鶴竜(井筒)を押し出しで下し、大関昇進後としては最多となる11勝目を挙げた。
高安は立合いから強烈なぶちかましを繰り出すと、終始攻め続け鶴竜を圧倒。八日目から白星を7つ並べた。AbemaTVの解説を務めていた元大関・琴欧洲の鳴戸親方は「内容は圧倒的に高安。来場所以降の相撲が楽しみになってきました」と、力強い取り口に今後へ期待をかけていた。
一人横綱の鶴竜は10連勝からまさかの4連敗と、もろさを見せた。これには鳴戸親方も「1敗してリズムを崩したのでは」と解説していた。
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