元大関で前頭十枚目の照ノ富士(伊勢ヶ濱)が初場所を白星なしの8敗7休で終え、十両陥落が決定的となった。照ノ富士は2017年秋場所で大関から陥落。関脇だった九州場所が5敗10休だったため、今場所は前頭十枚目だったが、体調不良の影響もあり1つの白星も挙げられなかった。スピード出世で一気に大関まで駆け上がったが、大関陥落からわずか2場所で、幕内からも姿を消すことになった。
これで昨年の名古屋場所から4場所連続で途中休場かつ負け越し。この4場所の間では、わずか2勝しかできなかった。AbemaTVで解説を務めていた元旭天鵬の友綱親方は「言葉がかけづらい。各部屋で千秋楽パーティがあるけれど、声をかける人もなんと言っていいか考えるのでは」と、同じモンゴル出身の後輩を心配していた。
(C)AbemaTV