漫画誌・近代麻雀(竹書房)で連載されていた人気麻雀漫画「アカギ ~闇に降り立った天才~」が、2月1日発売の3月1日号で、ついに完結した。一時の休載を含め、連載27年は麻雀漫画としては最長。神がかった強さに、多くの麻雀ファンが魅了されてきたが、306話に及ぶ大長編がついに完結した。

 「アカギ」は1992年から、同時期に連載中だった「天 天和通りの快男児」のスピンオフ作品としてスタート。「天」に登場していた伝説の雀士・赤木しげるを主役として、若き日々の姿を描いた作品だった。天才的な雀力はもちろんながら、作者の福本伸行氏による細かい心理描写なども、多くのファンの支持を得た。

 単行本は現在35巻までが発行されており、累計1200万部に達している。麻雀漫画としては異例のメディアミックスも多く、1995年のVシネマに始まり、アニメやゲーム、テレビドラマと多方面に展開した。

 近代麻雀・星野信夫編集長のコメント 僕が狂ったように麻雀を打っていた頃から連載がスタートした「アカギ」もついに27年間の時を経て完結しました。まさか「近代麻雀」のスタッフとして“その時”を迎えるとは27年前、夢にも思いませんでした。この作品を通して麻雀を知ったり覚えたりした方も多いと思います。漫画界にとっても麻雀界にとっても偉大な作品であり、この「アカギ」という作品が誕生してくれたことに感謝しています。福本先生、27年間、本当にお疲れ様でした! また麻雀漫画、描いてください!!!!!!

(画像提供:竹書房)

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