世界最大のプロレス団体であるWWEのビッグイベント「ロイヤルランブル」(現地時間1月28日)で、中邑真輔が優勝を果たした。中邑はこの結果により、現地時間4月8日の「レッスルマニア34」でWWE王座挑戦が決定した。

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(c)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

(ロイヤルランブル優勝を果たした中邑)


「ロイヤルランブル」とは時間差で選手が一人ずつ入場してくる形式のバトルロイヤル。ジョン・シナやロマン・レインズといったトップ選手も出場しており、中邑がこの試合に出ているだけでも快挙と言っていい(そもそもWWEで活躍しているだけでも凄いが)。

中邑はレインズに必殺技「キンシャサ」を決めて場外に投げ捨て、優勝。WWEの“祭典”と呼ばれる年間最大のビッグイベント「レッスルマニア」でタイトルマッチを行なうのは、MLBで言えば野茂英雄やイチロー級、あるいはアカデミー賞、グラミー賞の主要部門受賞といったレベルの偉業だ。

「レッスルマニア」に向け「会場がでかければでかいほど自分のパフォーマンスが上がるので、それを楽しみにしている」と語っている中邑。古巣・新日本プロレスを離れてからわずか2年ほどでここまで来た。

しかも、WWE王座戦の相手はAJスタイルズ。この男も新日本プロレスを主戦場にしていた時期があり、両者にとって最後の1.4ドーム大会で激突したという歴史がある。その時点でも世界が注目するカードと言われ、実際に名勝負が展開されたのだが、同一カードが正真正銘、世界最大の舞台で行なわれるのだ。

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(アスカは女子ランブル優勝。レッスルマニアのカードは!?)


また「ロイヤルランブル」の女子ランブル戦では、やはり日本のアスカが優勝。試合後には元UFC女子王者のロンダ・ラウジーがリングに登場しており、「レッスルマニア」での対戦カードが気になるところ。この女子ランブル戦にはカイリ・セインも出場しており、中邑の優勝とともに日本のプロレスファンを大いに沸かせてくれた。

中邑にしてもアスカ、カイリにしてもスペシャルな存在とは言えるが、こうした選手たちの活躍はファンにとって日米マット界の距離を気にならなくさせてくれるものでもある。一方、日本では新日本プロレスの1.4東京ドーム大会でケニー・オメガとクリス・ジェリコが大激闘を展開、世界中で絶賛された。そのケニーは今、新日本のリングでDDT時代の盟友・飯伏幸太とのタッグを復活させようとしている。

インディーもメジャーも、日本もアメリカも、そして世界もダイレクトにつながっている。そんなロマンを感じさせる出来事の連続だった。もちろんそのロマンは、これからがクライマックスだ。

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