31日に「K-1 WEDNESDAY CHANNEL」(YouTube)が放送された。同番組では3月21日(水・祝)に開催される新生K-1史上最大のビッグマッチ「K'FESTA.1」さいたまスーパーアリーナ大会に参加する選手をゲストに招き、他では聞けない本音トークを展開した。
2017年4月に「Krush」女子-50kg王座を一度は失うも、12月にメロニー・ヘウへスへのリベンジを果たし、新生K-1初の女子マッチに挑むことになったKANAが登場。「自分の中では『やっとできる』って感じです」と、待ちに待った舞台であることを明かした。
しかし、K-1については「男子が戦う場所って思われてる」と現状を語りつつ「自分が1番最初に出て変えていきたい」と、女子格闘家としての使命感に燃えているようだ。
K-1参戦に名乗りを上げたかった2017年4月の試合を落とし、その後は「1回も負けられない」というプレッシャーから這い上がってきたKANA。しかし、この経験を経たことで「責任感がさらに増しました」と、精神的に一皮むけたことを明かした。
対戦相手であるポリナ・ペトゥホーヴァについては、プロよりもアマチュア時代の戦績が多いことに着目し「けっこうエリート」「うまいっすね」と評価。さらには「映像で見ているよりも大きいのでは」と体格にも警戒していた。
KANAはこの試合について「分かりやすいのは倒すしかない」と語る。「変な試合をしたら、この先(試合を)組んでもらえることがない。そのくらいの覚悟で100パーセント倒しに行こうと思いますね」と、Krush王者はあえて背水の陣で試合に挑む。