(大社長の首をイスで絞めつける今成(右)と YUTA。れっきとしたDDT社員だ)
アントニオ猪木、ジャイアント馬場の時代から「社長を殴ってお金がもらえるのはプロレスだけ」と言われてきたが、DDTではリング上で労使交渉が行なわれる事態にまで発展した。
2月6日、新木場1st RINGで開催された、男性客限定興行「野郎Z」。この日の注目カードの一つは、“大社長”高木三四郎&大鷲透vs今成夢人&DT-YUTAのタッグマッチだった。今成とYUTAは、映像班所属のDDT社員である。しかし2人とも学生プロレスの経験があり、今成は現在もガンバレ☆プロレスのレスラーとして兼業活動中。彼らは試合という形で、雇用主に反旗を翻したのだった。