AbemaTVの人気番組「格闘代理戦争」から、ついにプロのK-1ファイターが誕生する。
「格闘代理戦争」は、格闘家の推薦を受けた原石たちが対戦し、賞金300万円とK-1との契約を目指すというもの。魔裟斗推薦選手としてトーナメントに出場した松村英明は、1回戦、決勝とも激闘を見せ優勝。プロとしてあらためて魔裟斗のジム・シルバーウルフの所属となった。
K-1デビュー戦の舞台は、3月21日のさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会。松村は佐野純平と対戦する。佐野は昨年の大学生トーナメント「K-1カレッジ」優勝者。つまり登竜門を勝ち上がってきた選手同士の対戦だ。
「自分が勝ってきた人たちのためにも頑張りたい」という松村は、今回も魔裟斗にアドバイスを受けているという。対する佐野は「話題性のある選手に勝って、自分が名を上げたい」と語った。ちなみに魔裟斗への憧れもあり、魔裟斗に対策を立てられていることは「夢のようです(笑)」とも。
さいたまスーパーアリーナという大舞台に登場することになった松村だが、プレッシャーは感じていないという。なぜなら「(格闘代理戦争で)魔裟斗さんの名前を背負って闘っている時のほうがプレッシャーだったので」。
番組は終わったが、気持ちは「格闘代理戦争」の代表。松村の闘いで、ストーリーはこれからも続いていく。