初場所が終わったこの時期は巡業がないため、力士たちはいろいろなイベントに参加します。引退した力士の断髪式、結婚披露宴や昇進パーティ、節分の日には全国各地に豆まきに呼ばれたりも。“花相撲”ともよばれる、NHK主催「福祉大相撲」や、フジテレビ主催の「大相撲トーナメント」などもこの時期の恒例になっています。
そして2月12日には、両国国技館で、今年で8回目となる大規模なちびっこ相撲大会が開催されるのです。横綱・白鵬主催の大会「白鵬杯」には、日本全国やモンゴルなどから1300人ものマメ力士たちが集結し、“ちびっこ相撲界最大”の大会なのですね。
ちなみに第1回の大会で団体優勝したのが、現在大相撲で活躍中の阿武咲関。昨年の大会では白鵬関の息子さんも出場していましたっけ。なんと、うれしいことに入場無料なのですよ!
横綱はもちろん、いろいろな関取や親方たちも来場し、気軽にサインや写真撮影に応じてくれる貴重な機会。大相撲ファンもこの日を楽しみにしているのです。
プロの大相撲ももちろん迫力はありますが、マメ力士たちの取組も本当にアツイ!やせっぽちの小さな男の子が、自分よりも大きな相手にくらいついて投げ飛ばしてみたりと、好取組が続出で大歓声を浴びるのです。
関取たちも審判の役を買って出たり、本当にいい笑顔で子どもたちを見守っているのです。
巡業などでふれ合う機会もありますが、関取たちの笑顔や素顔をそばで見られる、ファンにはたまらない1日でもあるのです。
誰でも楽しめるこの大会、ぜひとも“未来の横綱”を応援にいらしてみませんか?【どす恋花子】
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