2月12日に開催されるKrush後楽園大会で、激闘になること間違いなしのタイトルマッチが行なわれる。-67kg王座戦、チャンピオンの塚越仁志に前王者・牧平圭太が挑む闘いだ。
(前王者・牧平を相手に防衛戦を行なう塚越)
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Krushの-67kg、K-1のウェルター級(-67.5kg)は激闘の階級と言われているが、それはこの塚越や牧平、渡部太基、モハン・ドラゴンといった選手たちが作ってきたもの。塚越も渡部やモハン相手に肉体も魂も削り合うような闘いを繰り広げてきた。
昨年のK-1では準決勝敗退となったが「恥じることなく結果は結果として受け止めています」という塚越。大舞台のプレッシャーで「修羅場を越えた」という感覚もあるようだ。K-1にもKrush王者として、Krushを背負って乗り込んだ塚越。愛着が深いからこそ、ホームリングでの防衛戦は負けられない。
対戦相手の牧平について「苦手な相手というイメージ」、「間違いなく実力はトップレベル」と言うが、塚越にも「自分なりにKrushのベルトの価値を上げてきた」という自負がある。牧平戦という試練をクリアすれば、ベルトの価値も更に上がるはず。
「自分の気持ちを全部出して、持てる力を全部出して、牧平選手を倒して防衛したい」
塚越が力を出し切る試合、それはつまり激闘ということだ。