21日に「K-1 WEDNESDAY CHANNEL」(YouTube)が生放送。3月21日(水・祝)に開催される、新生K-1史上最大のビッグマッチ「K'FESTA.1」さいたまスーパーアリーナ大会に参加する選手をゲストに招き、他では聞けない本音トークを展開した。
小澤海斗は「Krush.85」で、里見柚己を1ラウンド49秒で“瞬殺”しKrush-58kg王座を獲得。華々しく復活を遂げた小澤だが、心境を聞かれると、昨年の6月と10月に西京春馬に連敗を喫していたこともあり「久々に勝ったんで、正直に嬉しいです」と本音を吐露する。
どん底の時期について小澤は「色々なものが重なって、精神的にも落ち込むこともあったんですけど、いろいろ仲間とかに支えられて、いい機会だったかなと思います」と振り返る。西京との対戦については「1回目、負けたあとは『やり返してやろう』と思ったんですけど、2回目タイトルマッチで負けた時は遊びました。忘れようと思って」と告白。チャンピオンという立場だったことから、かつては緊張感が抜けず「1年中張りつめてた」という小澤は、タイトルを1度失った経験について「良かったかな」と肯定的にとらえているようだ。
いい意味で吹っ切れたと語る小澤は「Krush.85」では「なんでもいいからぶっ倒そうと思って練習してました」と、はじめてタイ人相手にミット打ちをするなど、愚直に練習を積み重ねていたことを明かす。試合で里見にミドルキックが当たった瞬間“感触”があったと語る小澤は、「KOってやっぱ気持ちいいな」と勝利を噛みしめていた。
また話題となったのは「Krush.85」の記者会見での一幕。小澤は会見途中で突然席を立ち会場を後にしたが、真意を問われると「ちょっと、ウ〇コしたくて」と、とんでもない理由を明かす。「いきなり水分飲むと腸が動くじゃないですか」と釈明する小澤だったが、今回の会見が“4選手同時”と、他の選手と一緒くたに扱われたことについて「気に食わなかったし、腹も痛くなったし帰りました」と会見への不満を漏らしていた。
小澤は抱負を聞かれると「今年はK-1のベルト獲ります。それだけです」と、端的かつ自信に満ちたコメントを放った。