日本将棋連盟による2月26日週の公式戦は3月2日に行われる順位戦A級の最終11回戦が大注目。現在、久保利明王将と豊島将之八段が6勝3敗で並んでいるが、勝敗によっては6勝4敗で最大6人がプレーオフに進む大混戦となる。藤井聡太六段は3月1日に竜王戦5組ランキング戦に出場。同組で優勝すると、七段へ昇段することができる。

2月26日(月曜日)

竜王戦1組 丸山忠久九段VS豊島将之八段 (携帯中継)

竜王戦6組 門倉啓太五段VS大橋貴洸四段 (携帯中継)

棋王戦予選 日浦市郎八段VS真田圭一八段 (携帯中継)

2月27日(火曜日)

竜王戦6組 中尾敏之五段VS牧野光則五段 (携帯中継)

王位戦挑決リーグ 澤田真吾六段VS佐々木大地四段 (携帯中継)

王座戦二次予選 大石直嗣七段VS都成竜馬四段 (携帯中継)

新人王戦 梶浦宏孝四段VS加藤子女王 (携帯中継)

2月28日(水曜日)

王座戦二次予選 北浜健介八段VS糸谷哲郎八段 (携帯中継)

棋王戦予選 畠山成幸八段VS村田智弘六段 (携帯中継)

3月1日(木曜日)

竜王戦1組 阿久津主税八段VS永瀬拓矢七段 (携帯中継)

竜王戦5組 阿部隆八段VS藤井聡太六段 (AbemaTV・携帯中継)

 藤井聡太六段は、昨年6組のランキング戦で優勝。本戦トーナメントの1回戦で増田康宏五段に勝利し29連勝を達成。2回戦で佐々木勇気六段に敗れて連勝がストップした。今期、5組で優勝すると昇段規定の「六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級または通算3回優勝」をクリアするため、七段昇段となる(四段時に6組から5組に昇級でも、連続昇級に含まれる)。阿部隆八段とは初対局。

王位戦挑決リーグ 木村一基九段VS近藤誠也五段 (携帯中継)

マイナビ女子オープン挑決 岩根忍女流三段VS西山朋佳三段 (携帯中継)

3月2日(金曜日)

竜王戦2組 佐藤天彦名人VS橋本崇載八段 (携帯中継)

順位戦A級 稲葉陽八段VS行方尚史八段 (ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継)

順位戦A級 渡辺明棋王VS三浦弘行九段 (ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継)

順位戦A級 広瀬章人八段VS豊島将之八段 (ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継)

順位戦A級 屋敷伸之九段VS佐藤康光九段 (ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継)

順位戦A級 深浦康市九段VS久保利明王将 (ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継)

 大混戦の順位戦A級の最終日。名人挑戦者やB級1組への降級者が決まること、双方が持ち時間の6時間を使いきり、深夜まで熱戦を繰り広げることなどから「将棋界の一番長い日」と呼ばれている。現在は久保利明王将と豊島将之八段が6勝3敗で首位タイ。ともに勝てば2人によるプレーオフとなる。また2人が敗れた場合、既に6勝4敗で全日程を終えている羽生善治竜王、豊島八段と対戦する5勝4敗の広瀬章人八段、さらには同じく5勝4敗の稲葉陽八段、佐藤康光九段まで最大6人が6勝4敗で並ぶ可能性がある。規定では、3人以上成績が並んだ場合には、前年度の成績をもとにした「順位」をもとに、下位の棋士同士が戦い、勝った勝者が上位の棋士と戦う「パラマス方式」で行われるとされている。

王位戦挑決リーグ 谷川浩司九段VS村山慈明七段 (携帯中継)

(C)AbemaTV


▶第31期 竜王戦 ランキング戦 阿部隆八段 対 藤井聡太六段


▶第76期 順位戦 A級 11回戦 最終一斉対局~将棋界の一番長い日~

第31期 竜王戦 ランキング戦 阿部隆八段 対 藤井聡太六段 | AbemaTV(アベマTV)
第31期 竜王戦 ランキング戦 阿部隆八段 対 藤井聡太六段 | AbemaTV(アベマTV)
出演者は、阿部隆八段、藤井聡太六段、解説者:青嶋…です。
第76期 順位戦 A級 11回戦 最終一斉対局~将棋界の一番長い日~ | AbemaTV(アベマTV)
第76期 順位戦 A級 11回戦 最終一斉対局~将棋界の一番長い日~ | AbemaTV(アベマTV)
出演者は、-です。