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(メインで勝利し、関本、マッド・ポーリーと「とんぼ」を熱唱する石川)

3.25DDT両国国技館大会で団体の頂点・KO-D無差別級王座に挑戦する石川修司(フリー)が絶好調だ。

年明けにスタートしたリーグ戦「D王グランプリ」で優勝すると、タイトルマッチに向けた前哨戦でも王者・竹下幸之介を苦しめ続けた。

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(フィニッシュは竹下に決めたスプラッシュマウンテン。凄まじい落差だった)

そして2月25日の後楽園ホール大会では、竹下から直接勝利。大日本プロレスの関本大介と組んで竹下&HARASHIMAと対戦した石川は、関本との合体ジャーマン「眉山」などパワフルな攻撃を見せつけ、最後はファイアーサンダーからスプラッシュマウンテンにつなげて3カウントを奪取している。4選手それぞれが個性を出し合うメインイベントらしい闘いだったが、最後にリングを支配したのは石川だった。

実は一昨年、初戴冠時の竹下からベルトを奪ったのが石川だ。竹下はそれ以降、大きな成長を遂げているが、石川も42歳にして「今が全盛期」と胸を張る。昨年は全日本プロレスでチャンピオンカーニバル制覇、三冠王座奪取、世界最強タッグ決定リーグ戦優勝(今年に入り世界タッグ王座獲得)と立て続けに勲章を手にした。

「竹下は強い。でもそれを凌駕する力を私は持ってるので」

195cmの長身、パワーだけでなく数々の強豪と対戦してきた経験も石川の大きな武器。DDTでは(なぜか)メインでの勝利後に歌を披露することが恒例になっており、今回は関本の「プロレスの聖地でふざけんのもいい加減にしろ!」という振りから関本の曲紹介で長渕剛の「とんぼ」をデュエット。もちろん両国でも勝って歌うつもりだという。

一方の竹下は敗戦に悔しさを露わにしながらも「僕はDDTが最高の団体だと思ってるし、その団体のチャンピオンは僕。両国は絶対ベストバウトにする」と逆襲を誓った。両国での石川戦は、最多防衛記録を更新中の王者にとって最大の試練。結果しだいで、その後のDDTの風景が大きく変わることになる。

(C)DDTプロレスリング

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