国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2018」のファイナル(12月9日)進出をかけた「サイバーエージェント杯 女流プロ代表決定戦 女流王者の極」が3月10日に都内で行われ、8人の女流プロが参加する中、仲田加南(日本プロ麻雀連盟)が優勝し、ファイナルへと駒を進めた。

 予選A卓を朝倉ゆかりに次ぐ2位で通過した仲田は、序盤を予選B卓から勝ちあがってきた山脇千文美、西嶋ゆかりにリードを許したものの、南2局の親番をいかし2着目に浮上。オーラスには僅差のトップ目で突入、一時は西嶋に逆転を許したが、最後はその西嶋からリーチ・南・ドラ2を直撃。再逆転でファイナル進出を決めた。

 所属する日本プロ麻雀連盟では、女流の最高峰タイトル・女流桜花を連覇するなど好調の仲田は「手応えはなかったんですが、ただただ展開に恵まれました。最後は気持ちよくリーチと言ってみようと、素直に行きました」と満面の笑みだった。プレゼンターとして登場したサイバーエージェント代表取締役社長で、最高位の経験がある藤田晋氏は「入場から麻雀から、今日は仲田さんでした」と称えていた。

 勝ち上がった仲田は、ファイナルA卓で鳳凰位・前原雄大、男子プロ代表・鈴木達也、著名人代表 技術の剣の勝者と対戦する。

【決勝結果】

1位 仲田加南(日本プロ麻雀連盟)

2位 西嶋ゆかり(日本プロ麻雀連盟)

3位 山脇千文美(日本プロ麻雀連盟)

4位 朝倉ゆかり(日本プロ麻雀協会)