トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ 2018」のWHITE15・16回戦が、3月15日に放送される。「最近ちょっとヤバいな。けっこう不安でいっぱいですね」と心情を吐露したのは猿川真寿(連盟)だ。ここまで7戦を終え現在8位、▲178.5ともがいている。「今の心理状況では冷静に読み切るのは無理だと思うので、後悔しない押し引きで戦いたい」と自己分析しているが、猿川を評するキーワードといえば“逆転”。麻雀最強戦においても鮮やかな逆転劇を演じ、多くの麻雀ファンを魅了してきた実力と実績がある。しかもRTDリーグ初出場だった昨年は、30回戦終了時で▲242.0。ここから驚異の粘りでV字回復し、準決勝進出を果たしている。逆転のシナリオに向け、どこで布石を打って来るのか注目だ。【福山純生(雀聖アワー)】
【WHITE DIVISION 13・14回戦終了時点での順位】
1位 石橋伸洋(最高位戦)+82.7
2位 鈴木たろう(協会)+56.7
3位 佐々木寿人(連盟)+55.3
4位 勝又健志(連盟)+27.8
5位 平賀聡彦(最高位戦)▲7.9
6位 和久津晶(連盟)▲10.6
7位 鈴木達也(協会)▲25.5
8位 猿川真寿(連盟)▲178.5
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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