この記事の写真をみる(7枚)

 15日、東京・六本木にて「週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-」の開幕を記念した特別トークセッションが開催され、お笑い芸人・よゐこの濱口優と有野普哉、モデル&グラビアアイドルでプロ雀士の岡田紗佳が出席。「週刊少年ジャンプ」への思いを語る中で、よゐこの濱口から甘酸っぱい青春のエピソードが明かされた。

拡大する

 3人はジャンプ作品のTシャツを着用してイベントに登場。それぞれがお気に入りのジャンプ作品のTシャツを選んだという。よゐこの濱口優は、自分の名前である“まさる”にちなみ、かつ大好きな作品だという『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』のマサルさんTシャツをセレクト。有野は「『レベルE』のTシャツを選びました。少し鎖骨が見えそうなので恥ずかしいです」と報告。有野は下にもう1枚シャツを着ており「こう着るとおじさんでもTシャツ着られる!」とアピールした。

拡大する

 岡田は「私が選んだのは『SLAM DUNK(スラムダンク)』のTシャツなんですけれど、見てください。胸のポケットに(バスケット)ゴールみたいなものがあって。超かわいいです」とコメント。Tシャツはイベント内公式ショップでも販売される。

拡大する

よゐこ・有野は夢見る二十歳、濱口は「ギャグ漫画が好きで…」

 「週刊少年ジャンプ」の好きな作品についてトークが広がると、有野は「僕『電影少女』が好きでよく読んでいましたね。恋愛したいなあって思いながら(笑)。20歳くらいのときですね。ずっと読んでいたから子供のときに読んだと思っていたら、振り返ってみると大人になってから読んでいたんかい!って」と、当時は夢見る20歳だったことを明かした。

 濱口は「もういろいろな作品が好きですよ。『ドラゴンボール』『SLAM DUNK(スラムダンク)』『幽☆遊☆白書』『るろうに剣心』……あと僕はギャグ漫画がとても好きなので、漫☆画太郎先生の『珍遊記』も。山田太郎が本当に好きなんです。ウギャーって笑わしてくれるところがすごく好き。画風が他の先生と全く違う」とコメント。『珍遊記』の原画が本展でなかったことについて、濱口は「どうやら先生がなくしてしまったようなんですよね……それも先生らしくていいなと(笑)」と、『珍遊記』と漫☆画太郎先生への愛を語った。

拡大する

 濱口は「発売日に買えないと、周りに(在庫が)なくなっちゃうんですよね。だから友達に言って『今週号見逃したから見せて!』って言って、見せてもらうことがありました。買えなかったときは喫茶店にある週刊少年ジャンプを探しに行ったこともあります(笑)。周りはみんな読んでいましたし、それくらい人気でした」と子供時代を振り返る。

 岡田は「『ジョジョの奇妙な冒険』や『遊戯王』なども本当に大好きなのですが、『ライジングインパクト』がすごく好きです。かっこいいんですよ。少年漫画らしくて」と興奮。

拡大する

 1994年生まれの岡田は小学生時代、中国で暮らしていた。「私、小学校時代は中国にいたのですが、中国でもやっぱり週刊少年ジャンプって大人気で。『SLAM DUNK(スラムダンク)』や『ドラゴンボール』……アニメとかも本当に人気でした」と、国境を越えて周りで「週刊少年ジャンプ」が愛されていたことを明かした。

 日本だけでなく、世界的に人気になった作品も多い「週刊少年ジャンプ」。誰しもが知るその「週刊少年ジャンプ」が今年生誕50周年を迎える。

 実際に今月19日から開催される「週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-」を一足先に見た有野は「原画ですから、実際に漫画として読むよりもサイズが大きいですよね。修正の白いペンがいっぱい見られるのがうれしい。『ここ、こんなに迷っていたんだ』って。子供が見ると漫画って『こうなんだ!』って勉強になると思う」と父親目線を交ぜながらコメント。岡田も「いいシーンが(原画で)生で見られますよね。読んだときの感情を思い出して、鳥肌が立ちます。『I”s(アイズ)』の原画も本当にリアルでした」と感想を告白した。

 濱口は「これはもう芸術じゃないかと。『ジョジョの奇妙な冒険』も色がすごいきれいですし、生で見ないと感じられないものがあります」とコメント。続けて「女の子の絵もエロさを感じますよね。服のたるみやシワ感、グラビアの写真よりも……あと『ジャンプ放送局』の原画展もやって欲しい」と話した。グラビアアイドルとしても活動する岡田は「負けてらんないですよ! 仕事なくなっちゃう」と対抗心を燃やした。

よゐこ濱口、中学時代の彼女に「週刊少年ジャンプ届けていた」

拡大する

 トークの中で濱口は「僕は当時付き合っていた彼女がいたんですけれど、その彼女に週刊少年ジャンプを届けていたんです」と告白。当時、女の子が少年漫画を読む文化はなかったが、濱口の周りでこっそり少年漫画が好きだった女の子もいたという。彼女が「買うのが恥ずかしいから……」と濱口に伝えると「じゃあ僕が2冊買うから」と2冊買って、そのうちの1冊を彼女に届けていたという。

 そんな濱口の甘酸っぱくも淡い思い出に有野が「パシリだと思うけどな」とツッコミを入れると会場から笑いが起きた。

 後の囲み取材で、これは濱口の中学時代に付き合っていた彼女とのエピソードであることが明らかに。当時、大っぴらにデートができなかった少年の濱口にとっては、彼女に「週刊少年ジャンプ」を届けることがデートであった。しかし、彼女の父親にジャンプを届けていることがバレてしまい、「週刊少年ジャンプ」を届ける行為は禁止になってしまったという。

 世代や、国境を越えて愛される「週刊少年ジャンプ」。「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-」は、3月19日から6月17日にかけて六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーにて開催される。

「創刊 50 周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.2 -1990 年代、発行部数 653 万部の衝撃-」開催概要

会期:3月19日(月)から6月17日(日)※会期中無休

※先行公開日は、2018年3月18日(日)

開館時間:10時~20時(最終入館19時30分)

※4月28日(土)から5月6日(日)間のみ9時~21時(最終入館20時30分)

会場:森アーツセンターギャラリー

(東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階)

創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展
創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展
「週刊少年ジャンプ」50周年を記念し、「週刊少年ジャンプ展」開催決定!!第二弾は2018年3月に開催します!!
shonenjump-ten.com
ジャンプ展、コラボカフェOPEN決定! 戦闘力53万のフリーザ様パフェも
ジャンプ展、コラボカフェOPEN決定! 戦闘力53万のフリーザ様パフェも
 「週刊少年ジャンプ展」が、展覧会会場に隣接するカフェ「Cafe THE SUN」とコラボレーションする。 今年で50周年を迎える「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)。これを記念して創刊から現在までの歴史
AbemaTIMES

AbemaTVでアニメ『SLAM DUNK(スラムダンク)』を観る


AbemaTVでアニメ『幽☆遊☆白書』を観る

「スラムダンク」の検索結果 | AbemaTV(アベマTV)
「スラムダンク」の検索結果 | AbemaTV(アベマTV)
「検索」では気になる番組を検索することが出来ます。
AbemaTV
「幽☆遊☆白書」の検索結果 | AbemaTV(アベマTV)
「幽☆遊☆白書」の検索結果 | AbemaTV(アベマTV)
「検索」では気になる番組を検索することが出来ます。
AbemaTV
この記事の写真をみる(7枚)