幕内力士として7年目、自身初の「初日から5連勝、勝ちっぱなし!」で、乗りに乗っている松鳳山関。177センチの小兵ながらきっぷのいい押し相撲を得意とし、ついたあだ名が「ちびっ子ギャング」!4メートル55センチの土俵上を、ところせましと動き回り、浪速のファンを沸かせています。

 松鳳山関は、角界では珍しい駒澤大学出身力士。浅黒い肌と眼光鋭い“コワモテ”で知られています。ファンのあいだでは「こ、怖い~!」といわれてしまうこともあるほどなのですが……。

 実はとってもファンに優しい、気のいい関取なのですね。「土俵上での自分の顔つきを見て、みなさんには『怖い』と思われているようですが、土俵を降りたら、けっこう明るく笑顔で過ごしていますよ(笑)。イメージって大事なので、みなさんの持つイメージを壊さないようにと、笑いたくてもなるべく笑わないようにしてるんです」とのこと。

 快勝した帰り道、写真撮影を頼まれても、なるべく笑顔を見せないのだとか。「もちろん声援には手を振って応えたいし、本当は笑いたいけど……。我慢してるんですよ~」と、その徹底的なプロ意識にも頭が下がります。「イメージを崩さない」って、これも立派なファンサービスかもしれません。

 普段は子煩悩な2児のパパでもあり、東京近隣の巡業先には、いつもお子さんが遊びに来ています。親子おそろいの化粧まわしを締めて幕内土俵入りをしたりと、とっても微笑ましい姿を見せてくれます。

 大好物は中国「四川火鍋」で、所属する二所ノ関部屋がある千葉県船橋市の火鍋屋さんの常連だそう。多いときは「週5回も通っていた」というほどハマッているそうです。

 このお店は、現在では相撲界では知らない人がいないというほどの人気店となり、佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)はじめ、嘉風関や石浦関もお気に入りで、今は”予約3カ月待ち”の大繁盛店となりました。

 角界内で火鍋店を流行らせた張本人である松鳳山関本人が、今ではなかなか予約を取れないほどになってしまったのが悩み(?)のようです。きっと大阪場所が終わるや否や、真っ先に激辛の火鍋を食べに行き、さらに”燃える男”となるに違いない! さて。この大阪場所では、どれだけ火が付いて燃えてくれるのでしょうか?【どす恋花子】

(C)AbemaTV

▶大相撲大阪場所 過去の取組

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