<大相撲大阪場所>◇六日目◇3月16日◇エディオンアリーナ大阪
AbemaTVの相撲中継で解説を務める元大関でタレントのKONISHIKI。その「歯に衣着せぬ」解説に視聴者が反応している。
十両同士の一番。剣翔(追手風)と徳勝龍(木瀬)の取組では、立ち合いの変化で勝負が決したことに対して「もう一度だ!」と大きな声を出したKONISHIKI。これに対して実況を務める矢野武アナウンサーが「どういうことですか?」と説明を求めると、少し高ぶった様子で「ノーコメント」と一度はシャットアウト。
しかし、直ぐに「こういう(変化をする)相撲は好きじゃない」と、自身の相撲観を披露。変化に敗れた力士に対しても、「立ち合いで下ばかり見ているから対応できない。しっかり上、具体的にはおでこ周辺を見て、あそこにぶつかると思っていれば反応できるはず」と、双方への注文とアドバイスを忘れなかった。
このやり取りに視聴者からは「KONISHIKI熱い」「ストレートで面白い」「KONISHIKIいい親方になりそう」「相撲愛が凄い」「KONISHIKIさん、リピート希望」など、好意的なコメントが多数寄せられた。
鶴竜の一人横綱となっている大阪場所。その優勝候補についてKONISHIKIは、ここまで4勝1敗の関脇・御嶽海を推挙。「いい相撲を取っている。そろそろ優勝してもおかしくない。今場所の優勝ラインは12勝~13勝になるだろう」と見解を示した。
ちなみにこの日のゲストは格闘家の那須川天心。55キロ契約で試合を行うことが多いという那須川は、右隣のKONISHIKIに目を遣り「スーパーヘビー級ですよね。パンチ効かないだろうな……」とその巨体に呆気にとられていた。
AbemaTVでは、大相撲大阪場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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