世界を震撼させたオウム真理教の地下鉄サリン事件からまもなく23年を迎えようとする中、東京拘置所に収容されている13人の死刑囚のうち、7人が大阪・名古屋・福岡・広島・仙台の拘置所に突然移送された。7人が移送された5か所の拘置所は、いずれも死刑を執行する施設が設置されている。移送先は林(現姓小池)泰男死刑囚が仙台、横山真人死刑囚、岡崎(現姓宮前)一明死刑囚が名古屋、井上嘉浩死刑囚、新実智光死刑囚が大阪、中川智正死刑囚が広島、早川紀代秀死刑囚が福岡となっている。