トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ 2018」WHITE DIVISION 17・18回戦が3月19日に放送され、佐々木寿人(連盟)と鈴木たろう(協会)がトップを取り、佐々木寿人は総合2位、鈴木は首位をキープ、2人とも200ポイント台が見えてきた。

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 WHITE 17回戦の対局者は佐々木寿人、石橋伸洋(最高位戦)、平賀聡彦(最高位戦)、鈴木達也(協会)。3連勝を宣言していた佐々木は、東1局1本場から東4局1本場まで5連続でアガリをものにし、東場ですでに5万点オーバー。南場に入っても圧巻の攻撃力を見せ続け、宣言通り3連勝を決めた。「今回は申し分のないくらいの出来だった」と点棒を持ってからも真骨頂である攻めの姿勢を貫けたことに充実の表情を見せた。次回4節で3つ勝てば6連勝となることに関しては「目指すならここから4連勝して7連勝、昨年を超えられるようになればいいですね」と自身が持つRTDレコード(6連勝)を塗り替えることをも視野に入れた。

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 18回戦の対局者は、鈴木たろう、和久津晶(連盟)、勝又健志(連盟)、猿川真寿(連盟)。連勝がかかる鈴木は東2局の親番でリーチ・一発・ドラ5、1万8000点をものにすると、東4局と南2局でも効果的に加点。南3局からオーラスにかけて和久津に猛追されるもそのまま逃げ切り連勝。首位をキープし、200ポイント台も見えてきた。「最後はヒヤヒヤしてました。和久津、伏せてくれ~!って」とオーラスで和久津のノーテンにより逃げ切れたことに安堵した。今後のビジョンに関しては「残り局数が多いうちは点棒を稼ぎ、終盤は順位を目指して打っていく」とまだまだポイントを稼ぐ決意だ。【福山純生(雀聖アワー)】

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【WHITE DIVISION 17・18回戦終了時点での順位】

1位 鈴木たろう(協会)+195.5

2位 佐々木寿人(連盟)+189.7

3位 石橋伸洋(最高位戦)+105.8

4位 勝又健志(連盟)▲2.6

5位 平賀聡彦(最高位戦)▲14.7

6位 和久津晶(連盟)▲34.0

7位 鈴木達也(協会)▲113.4

8位 猿川真寿(連盟)▲326.3

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。

(C)AbemaTV

▶RTDリーグ 2018 WHITE DIVISION 17・18回戦

【最新放送】RTDリーグ 2018 WHITE DIVISION 17・18回戦 | AbemaTV(アベマTV)
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出演者は、石橋伸洋、平賀聡彦、鈴木たろう、鈴木達…です。
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